Listening はPart 1~4の4つのパートで構成されており、合計30問である。
配点は各1点で合計30点となる。
換算後の得点で160点を越えれば合格ラインとなる。
※本文はアフィリエイト広告を含みます
初めてケンブリッジ英検に取り組む人は、最初、音声の容赦ないスピードに泣きそうになることだろう。
しかし時間はかかるだろうが、公式問題集で訓練するのが最も効果的と思われる。
※ 配点のソースはこちら。
![]() | Cambridge English First 3 Student's Book with Answers with Audio (FCE Practice Tests) 新品価格 |

![]() | 新品価格 |

![]() | B2 First 5 Book Audio With Resource Bank: Authentic Practice Tests (FCE Practice Tests) 新品価格 |

Part 1 選択問題
Part 1は、スピーチや2人の会話を聞き、内容に当てはまるものを3択から選び、計8問。
3択なので、得点源としたいパートである。
重要なのはオーディオが始まる前に問題と選択肢を先読みすることで、それぞれのキーワードをマルで囲んでおくと良いだろう。
とはいえ、初めて取り組む人の多くは、全く聞き取れない状況が多いと思われる。
少なくとも私はまったく聞き取れなかった。
だが、対策は「ディクテーション」オンリーと言っても過言ではない。
実際私の行ったことは、公式問題集をやってみて、復習時に1問ずつ、ディクテーションをして、その後スクリプトを見ながら、どこが聞き取れなかったかを文字と音声で確認し、最後はオーバーラッピングで5回ほど音声に合わせて音読を繰り返した。
最初はそれらもうまく出来なくてツラかったし、なにせ復習にとても時間がかかった。
しかしテスト問題をやる度に辛抱強く、継続的にディクテーションをすることで、聞こえるようになった。
ただ、なじみのない口語表現やイディオマチックなフレーズがたびたび出現するので、そこはひとつひとつ意味を確認していくことも重要である。
Part 2 空所補充(書き取り)
Part 2は書き取りで、同じく8問。
長いナレーションを聞きながら、空所8か所を順に埋めていく。単語数に制限はないが、おおむね1~3単語に収まる。
このパートは、問題シートに8センテンスが記載されており、それぞれ空欄を持つ。
それらはこれから読まれるオーディオの要約であり、8センテンスは言い換えで表現されており、先読みがかなり重要な役割を果たす。(数十秒読む時間が与えられる)
ナレーション開始前の先読みで、どんな内容が話されるか確認し、空欄にはどんなワードが入りそうか想像することで、スピーチのどこで集中すべきかの判断材料にする。
スピーキングスピードは Part 1 より遅めなので、Part 1 のオーディオでディクテーションを訓練していれば、得点源となるだろう。
ただし先読みがしっかりできることが前提。
それから記述問題なのでスペルに十分注意が必要。
すべて大文字で回答必須。
Part 3 選択問題
Part 3 は5問。
5名のスピーカーが1人ずつ共通のトピックに対してお喋りしていき、その間に、8個ある選択肢から、内容の合ったものを選ぶ。
選択肢は3個余るため、難易度が最も高いパート。
この設問も、開始前に読む時間が与えられ、8個の選択肢の先読みとキーワードのマルつけが重要となる。
1回目のオーディオで解答の当たりをつけ、2回目を聞く時に解答の確認をするのが理想的(だがそう容易ではない)。
ここも、復習時のディクテーション訓練に適したパートだ。
Part 4 選択問題
Part 4 は7問。
インタビュー形式の長いナレーションで、各質問に対し3択から正答を順に解答していく。
オーディオ開始前に与えられる数十秒では、すべての設問を先読みすることは難しいかもしれないが、どんな内容がこれから話されるかを確認しながら、できるだけ先読みすることが重要である。
またその際、選択肢のキーワードにマルや下線を引いておくことも良いだろう。
オーディオの流れの切れ目と、各設問の関係は分かりやすい構成となっているので、公式問題集で練習を積むことが対策となる。
Listening まとめ
Listening はとにもかくにもディクテーションである。そしてオーディオに合わせての音読も非常に大事である。
単語の勉強でも、日ごろから単語の音読と音声を聞く習慣も必要だ。
私の経験上、海外ドラマや映画を英語字幕で見るのは、Listening 能力の向上としては不適切だ。なぜなら英語字幕を読むことに集中してしまうからだ。
英語字幕なしであれば、Listening の良い機会となり得るが、それは CAE に合格するくらいの耳ができてからでないと、聞き取れないものの方が多すぎて、長続きしないことが予想される。
またストーリーによって差があるが、基本的に映画やドラマは、英語の勉強としては、かける時間に対してのコスパが悪い。
2時間の映画で実際に喋っているシーンがどれだけあるかを考えれば明らかである。
もう今日は疲れて英語の勉強したくない!という時に英語のドラマ見る程度で、勉強時間としては考えず活用するのが良い塩梅かもしれない。
また本試験は、Reading & UoE → Writing → Listening という順なので、ツライ2科目(ReadingとWriting)の終了後で、あと40分で終わるという心理から、比較的リラックスして受験できる。
広告

0 件のコメント:
コメントを投稿