これこそ人それぞれだと思うが、私の結果論からすると、お金を使い過ぎた。
私の場合、ざっくり、航空券、学校のコース費用、住居費、ビザ、海外保険、生活費(食費、生活必需品、雑貨、服、遊興費)、検定試験・テキスト費と分けられる。
このうち、本人次第で大きく変化するものは、住居費と生活費、検定試験・テキスト費だろう。
住居費
私は学校から近いキッチン付き学生寮みたいなところを借りたので、比較的高かった。
最初の契約が$420/週である。
これを相応の価格とみるかは意見の分かれるところかもしれない。
シティセンターは歩いて10分で、買い物に不自由はないし、また学校も歩いて10分だ。
クラスメイトには$130/週でシェアしているツワモノもいたが、そこは学校から遠い。
しかしほかの諸条件は一緒だ(費用にネット、電気、水道を含む点)。
綺麗さ、虫との遭遇率は違うかもしれない(私のところは綺麗で虫も多くない)。
私としては、長く住むわけではないので、立地条件にプライオリティを置いた。
移動に時間を割きたくなかったし、勉強以外で疲れたくなかったからだ。
しかし、(今となっては見通しが甘かっただけだが)その勉強が予定通りに思うようにいかず、滞在延長を2回した。
そうすると、契約条件は短期契約ほど高くなるし、オーストラリアは現在、破竹の勢いで住居費が上がっているのと相まって、最終週は$590/週も支払っていた。
当時のレートで1ヶ月の支払いにすると、約¥22万である。しかも現在の短期契約は$665/週だそうだ。(同じ1人部屋タイプ)
いくら近いと言ってもそんな価値はない。
ただ、私の場合は短期の延長のために引っ越しなんて大変すぎてあり得ないし、その時間ももったいないので、歯を食いしばって支払った。
写真:到着当初は枕もない
また、到着当初は枕もなければ、シーツも掛け布団もない、ハンガーもない、トイレットペーパーもない、ナベも包丁も、まな板もない。
そして元日で店もほとんど開いてない。
バックパックにタオルを巻いたものを枕にして初夜を過ごしたが、夏だというのに翌朝の寒いこと寒いこと。
超乾燥気候のせいで、夏でも朝は寒かった。
この寒暖差のせいで、翌週には体調を崩し発熱した。
最初はホームステイという選択肢もアリかもしれない。
他にも、エアコンが集中管理で全く役に立たない、シンク・冷蔵庫がやたら小さいなど、多少気に食わないところはあったが、学校と家の往復中心の生活としては、まあ快適だったといえると思う。
写真:ランドリーは$2.75/回
ランドリーサービスはある階にまとまって設置されており、いつ利用しに行っても1つも空きがないなんてことはなかったし、ゴミの出し方も日本より簡単で、各階にそれ用のストレージがあるので、ゴミ捨てに困ることはなかった。生活費
上述したように、枕を始めとする生活必需品に初期費用がかさんだこと、私は冬服を持って行かなかったので、現地で購入したこと、あと何だかんだ$300/月程度、クラスメイトとの食事などに使用したことを前置きして、$1,150/月。
純粋な食費だけ算出してみると$590/月となった。
生活必需品は$125/月。
うーん高い。
検定試験・テキスト費
まとめると、
生活費:$1,150/月x9か月=$10,350
住居費1:$419/週x26週=$10,894
住居費2:$525/週x8週=$4,200
住居費3:$590/週x3週=$1,770
教育費:$345/週x37週=$12,765
学校その他:$949(入学金・テキスト費・ピックアップ)
検定など:$2,400
以上合計:¥3,888千(¥95/AUD)
往復航空券:¥460千
保険・ビザ:¥300千
9ヵ月で合計¥465万ほど消えてしまった。
とても賢いお金の使い方とは言えない。
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