今回のルートは広州で幅を利かせている中国南方航空を利用して、
ブダペシュト → 広州 → 東京
89,850円ナリ。(片道)
以前、日本入国審査をオンラインですませる必要があることを記したが、すっかり忘れていた。これでは備忘録の意味がない。
やり忘れたなら紙を書くだけだが、ロングフライトの後で、混んでいたとしたら待ち時間がしんどくなりそうだ。
バス乗り換えを駆使してブダペシュト・リスト空港へ
しばらく雨模様だったのにうってかわり、出発日は晴れた。
しかし気温はまだ低めで、朝9時半過ぎに寮を出た際は半袖で、かなり気温も風も最高に心地よかった。
以前、この寮からの空港アクセスの悪さは書いたが、同じルートで行くことにした。
写真:連接バスなのに客は常時4人ほどだった
木曜の朝ということでガラガラだったが、2回乗り換え後の空港行き200Eは木曜午前でも混んでいた。スーツケース2つ持ちだったら避けた方が良い感じだ。
私はスーツケース1つとバックパック1つだったが、それでも次回からは街の中心部へ出て空港バス100Eの方を選ぶかもしれない。別料金かかるが。
中国南方航空で広州へ
前回のように出国手続きをしたが、片道切符でも長期滞在許可証の提示を求められた。
まだ出発時刻の1時間以上前だったが、搭乗が始まっており、出国審査後わりとすぐ搭乗。
写真:空港に着いて出国審査をしたらすぐ搭乗というタイミングだった
私の座席はトイレ近くのセンター配置の通路側。
ロングフライトの場合は気楽にトイレに行ける座席を選ぶようにしている。
それに搭乗前に食べたり飲んだりは、無駄に機内でのトイレ回数を増やしたくないため極力避ける。
座席にはスリッパ、ブランケット、マクラ、イヤホン
離陸してすぐと着陸2時間前くらいの2回、食事提供。
メニューは基本
パン、サラダ、果物、ケーキとメインディッシュ。
CAは容赦なく中国語で聞いてくるので、とりあえずチキンと言う。
飲み物は頼んだ3回ともホットコーヒーをお願いしたが、
1.ミルク砂糖入りのコーヒー
2.ブラックコーヒー
3.まずいブラックコーヒー
と、3回とも種類が違った。
道中は本を読んでいたが、機内を暗くされてからは映画を見た。
1.Rogue One(スターウォーズのスピンオフ作品)
2.Dune(進みが遅いので途中で見るのをやめた)
3.志願軍(B級以下の映画)
ここもさすが中国南方航空。字幕は基本中国語のみである。
3.志願軍は朝鮮戦争時の中国志願軍を描いた中国映画なので、中国語の字幕の下にちっさい英語字幕があったが、中国語字幕に合わせてるのか、英語がセンテンスの途中でブツ切られてかなり読みにくかった。
Rogue Oneはスターウォーズ旧3部作の直前の時代設定で、旧3部作ファンはそれなりに楽しめる。最後にレイヤ姫が出てきたのには萌えた。
志願群は、人、火薬、ドンパチの数、量がすごい。とにかくみんなだいたい死ぬ。米国軍人の役者は皆ダイコンである。火薬ちょっと使いすぎじゃない?
内容はゼロでB級に劣る、見る価値のない戦争映画であるが、米国戦争映画によくある自国軍を英雄のように称える劇的描写とソックリなのは皮肉である。(ちなみに私は子どものころから中国映画が大好きである)
本作はエンタメとしても楽しめなかったが、途中からチャン・ツィイーが出てきたので最後まで見た。
初恋のきた道を映画館で見たときはチャン・ツィイーに心を奪われた。
話がそれたが、安い航空会社なのでHPの日本語はスパムメールに良く見られる怪しい日本語フォントを使用している。eチケットも発行なく、座席付きのTVもコンテンツが弱い。
安いので文句はないが。
写真:TVコンテンツはもう少しがんばってほしい
フライト中、機内はかなり寒かった。
私はいつもクーラー対策で上着を必ず機内に持ち込むが、今回はスラックスを履いていたのにも関わらず、下半身も寒くてブランケットを膝に掛けて耐えた。
広州空港
10時間50分のフライトを終え、今回の中継地は広州。
10年ほど前に仕事で訪れたが、全く記憶がない。広州空港は思ったより綺麗だった。
写真:飛行機から出るととりあえず歩く
写真:けっこう綺麗
現地時間5:40着だったので人もいなく快適だったが、最後、乗り換えが別の通路に案内されているのに気づかず、そのまま入管へ突っ込んでしまった。
ここじゃねーぞと入管職員にツッコまれて戻ったが、見落としやすいつくりだった、と私は思う。
トランジットは2時間半以上あるので、トイレで歯を磨き、Tシャツを着替えた。
写真:ファミマが出発ロビーにあるのはありがたい
中国では、出発案内版は何度も確認する必要がある。
今回もやはり、1時間ほど経つと、最初見た出発ゲートがサラっと変更となっていた。
写真:今回は変更後のゲートは近かったので良かった
経費削減なのか、搭乗者数の確認は、出発ゲートをくぐると緑の番号札を手渡しされ、飛行機に乗り込む階段でそれを回収して、枚数を数えるというかなりアナログな手段だった。
機内に入ると再度、人数をカチカチとCAが数えていた。
写真:搭乗人数確認用、緑の札
写真:緑の札を階段下で渡すため人の流れが詰まる
羽田→1泊→成田空港
空港からの移動には東京モノレールを使用。
私の旅行でのホテル選びの基準は、
1.風呂(ベッドルームは小さくて良い)
2.チェックアウト時間(遅ければ遅いほど良い)
3.ロケーション(駅チカであること)
である。
五反田にあるJR東日本ホテルメッツを予約していたが、バスタブが大きく、洗面台もセパレート式。
写真:バスタブが十分な大きさで、綺麗だった
朝食付きで、21,689円。
時差ぼけのせいか、起きたらチェックアウトの11時をまわっており、食事は食べれなかったが。
サラリーマン時代は、東京に私用がある時は好んでグンランドニッコー台場を使用した。
バスルームが広く、バスタブも大きく、チェックアウトは11時。
いまは、大学生の私には高いので利用は避けるが。
翌日、寝坊した私はチェックアウト時間を過ぎた12時に何食わぬ顔でフロントでカードキー返却作業を行い、スカイライナーで成田空港へ向かうため、日暮里へ向かった。
写真:スカイライナーを初めて利用した
日本の空港の案内は情報過多
ここに入国審査場の写真はないが、オンライン入国審査済みかどうかでゲートが違うし、そこに色々な張り紙がしてあって、外国人にはわかりにくいだろうなと思った。
私の経験上、空港でこんなに張り紙等の注意書きや案内板を見るのは日本だけだ。
下の写真は新千歳空港のバス停の例だが、上部・下部にそれぞれ交通系ICカードの案内があるが、
上部では「使用不可」(北斗交通)
下部では「使用可」(北海道中央バス)
を伝えている。
そして「タッチ決済OK」という案内も2か所に見える。
初めてこのバス停を利用する人は混乱するだろう。
写真:クリックで拡大
メイン情報のバス時刻版も色分けが何を意味をするのか私もよくわからない。
「ペット持ち込み禁止!」
「マイカー自粛でCO2削減!」
ともうたっているが、こんな案内はいるのだろうか。
これが良いとか悪いとかを言いたいわけではなく、こんなところにも日本のユニークさが出ているなと感じる次第である。
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