写真:赤塗りが欧州に1か所増えた
スペインのランチは15時?
典型的なスペイン料理を食べたい!
と彼らに伝えていたので、昼に3人でパエリアを食べに行った。
マヨルカ広場近くで私をひろってもらい、予約していたレストランへ車で向かった。
13時にレストランへ入ったが、がらがら。
「お腹すいてるか?」
と最初に聞かれ、「もちろんすいてる」と答えたが、彼曰く、スペインではランチは15時くらいから食べるのが普通らしい。
で、晩ごはんは22時。朝は食べないらしい。
「え?何時に寝るの?」と聞いたら、晩ごはん食べた後、1時間以内にすぐ寝るらしい。
彼はマドリード出身なので、それが普通かもしれないが、彼女はタイ出身なので、このライフスタイルが嫌だと言っていた。
だから、レストランも13時にオープンする、というのが多いらしい。
パエリアはうさぎ肉
メニューにパエリアはいくつかあり、選ぶ知識もなかったので、「一番伝統的なのはどれ?」と聞くと、うさぎ肉のこれだ、と教えてもらったものを注文した。
写真:うさぎ肉のパエリア
初めてうさぎを食べたが、鶏肉に似ており、やわらかくて美味しかった。
骨付きだったので、
「この骨は食べる必要ある?」
と一応確認したが、「食べちゃだめだよ」と笑われた。
なので、毎回骨を口から吐き出す必要がある。
写真:イカ墨のパエリア
カップルはイカ墨のパエリアを注文したので、こちらも頂いた。
「どっちが好き?」
と聞かれたが、2つの味をあーだこーだと表現する英語の語彙力もないので、「うさぎが好き」と答えておいたが、どちらも美味しかった。
ただ、味はけっこう濃いため、白米が欲しくなった。
パエリアも米なんだけれども。
サイドメニュー
写真:ハモンという生ハムとチーズ
他におつまみとして、ハム&チーズもスペインの典型的なものだから、食べろ食べろと注文してくれた。
このハムは豚肉らしいが、最高にお酒に合う。
写真:ほかのおつまみ
ちょっと驚きだったのは、これらのおつまみはすべて手づかみで食べると教えてもらった。
本当かどうかは知らないが、彼はずっとそうしてきてるのは間違いなさそうだった。
手をふくのにペーパーじゃなくておしぼりが欲しくなった。
おみやげ
写真:手作りのパンケーキ、シールもオリジナル
彼女は料理が得意らしく、スペイン語学校が終わった次のプランとして、何か商品として売りたいと話していた。(具体的にビジネスの計画を進めている)
で、おみやげにわざわざ手作りのパンケーキをくれた。
シールもオリジナルで、とってもキュートである。
このカップルの、いまも仲睦まじい様子に心が洗われた気がしたが、こんなおみやげを準備してくれたことには胸を打たれた。
ブダペシュトに戻ってから食したが、確かに売り物にできるクオリティだった。
彼女には「とても美味しかったよ」とメールしておいた。
彼女は札幌大好き
このタイ人の彼女は札幌が大好きで何度も訪れている。
昨年末も冬は、初めて旦那をともなって札幌を旅行した。
楽しんだようだったが、不満も口にしていた。
「滝野すずらん公園へ行ったけど、閉園だった」
「帰ろうにもバスダイヤが全くなく、何時間も待つはめになった」
「案内所ではそんな情報ひとこと言も言ってくれなかった」
「案内所の担当者は対応が嫌そうな顔だった」
彼女自身は、オーバーツーリズムの過渡期だから、いろんなことがこれから改善されるだろうから気にしない、と言ってた。
滝野すずらん公園にバスで行って閉園だったなんて想像するだけでゾっとする。
しかも冬に。
案内所は札幌駅にあるもののことかと思うが、開園日程も確認しないなんてちょっと不親切とは思う。しかし、タイなまりとスペインなまりの英語にスっと対応できるような人がそういった案内所にいる姿もあまり想像できない。
なので難しい問題だなとは思うが、外国人に対してぶっきらぼうな態度や表情をしてしまうのはある程度は国民性かな、という私の見解である。
ハンガリー人のショップ店員もそんな感じが多い。
一方、スペインでは「オラ~」とラテンのノリで、こちらまで嬉しくなってしまうくらい店員はみんな笑顔で対応してくれる。
「微笑みの国」から来た彼女だから、日本人のそうした態度に出会ったとき、その違いが大きすぎて、印象に残ってしまったのかもしれない。
そんな彼女から、「次回はタイ料理をふるまうから」と伝えられた。
写真:ハンガリーの LCC ウィズエアー
EU 圏内は国内線のように飛べるため、また機会をつくりたいものだが、夏には行かない。
マドリードの彼曰く、ワーストシーズンだと。
確かに旅行中暑すぎて顔がひりひりだ。
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