ーーもくじーーーー
政治学のテキスト
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世界史のテキスト
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15世紀から18世紀の間、オスマン帝国、ポーランド・リトアニア王国、スウェーデン王国、ハプスブルグ帝国、フランス、ロシア、プロシア、英国と列強は変遷する。
その変遷の重要な因子と流れ、隆盛と衰退と、欧州とイスラム、欧州と東アジアの違いが解説されている。
そしてなぜ欧州に突出した経済的・技術的な繁栄がもたらされたか。
例えば、
"The one feature of Europe which immediately strikes the eye when looking at a map of the world's 'power centres' in the sixteenth century is its political fragmentation.
・・・For this political diversity Europe had largely to thank its geography."
欧州は政治的にステンドグラスの断片模様のように分裂を保っている。
これは地政学的な特徴の恩恵だと。
政治的分断は継続的な周辺地域との競争(戦争)をもたらし、より優位な戦力を求めることで技術革新が進み、それに伴い増加する戦費を借り入れるため、金融も発展した。
森や山脈、河川などによる地政学的分断は気候の違いもまた生み出しており、生産される作物に違いを同時に生み出す。
これが貿易を盛んにし、商業が発展する。
また欧州は地中海、大西洋、バルト海に囲まれ、欧州を横断する大きな河川を持つということも大きな利点であった。
という説明が続き、簡潔に全体像が提示されている。
日本語版もある。
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生徒にはpdfで学生用プラットフォームMoodleへアプロードされるので、購入する必要はなかったが、内容が面白かったのと、パソコンでpdfを読むには場所を選ぶため、私はペーパーバックを購入した。
表紙に日本列島が描かれているバージョンのこちらを購入。
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写真:本文だけで600ページ以上ある
思ったより分厚かったので、電子書籍やpdfで十分と思う方にはお勧めはしない。
何にせよ、よく要点がまとまっているので、盛者必衰の理をサクっと読むには優秀な書物である。近世以降はこれから読むところだが。
高校生の頃、世界史の授業で「資料集」と先生・生徒たちが呼んだテキストがあった。
実家で探したが、どうやら気づかぬうちに廃棄してしまったようだ。
見たくもない大学の積分の教科書は残っているのに・・・
ということで、代わりになりそうなものを購入した。
写真:安くてびっくりした
お気に入りのウェブサイト、世界史の窓は優秀だが、それと別に各世紀の世界地図を手元でサッと見られるものが欲しかった。
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社会学のテキスト
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講義で使用したテキストとチャプターがほぼほぼ一致していたためだ。
読んでみると当然内容は違うので、多角的な観点で学ぶという点においても有益だ。
私はこの科目が大好きだったのだが、友人のロシア人は嫌いだと言っていた。
米国のテキストで彼らの見方だけじゃねーか、と。
まあそれも一理あるので、私は日本語のテキストで復習をしている。
このテキストの内容は、社会の「なぜ?」の基本を学べるため、社会人経験がそれなりにあり、また社会学を経験したことのない人には面白いと思う。
政治学のテキスト
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学生用プラットフォームMoodleには、この本の内容を簡潔にまとめたpdfが講義用資料としてアップロードされた。



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