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2025/02/06

教科書と参考書

国際関係学は求められる基礎知識が広い

そのため、1年生の1セメスターは社会史社会学哲学方法論政治学世界史
2セメスターは経済学統計学心理学法学方法論世界史を学ぶ。


お目当ての国際関係学の履修前にこれらが最低限必要だと。


各講義ともシラバスでMadatory Reading や Recommended Readings としていくらか書物が指定されている。


Recommended Readings までカバーできる余裕はないので、Mandatory Readingに注力することになる。

学生用プラットフォームにpdfでアップロードされるパターンもあるが、ない場合もあるので、この先も教科書として必要と感じる場合は購入をすることにし、そのほか追加で関係テキストも購入した。

※本文はアフィリエイト広告を含みます

ーーもくじーーーー

世界史のテキスト

社会学のテキスト

政治学のテキスト

ーーーーーーーーー


世界史のテキスト


世界史は、現在の国際情勢・問題は過去からつながっているという知見を与える。
また現在起こっている、またはこれから起こるであろう大きな変遷が歴史から学べる。

そういう意味でかなり眉唾物だったし、非常に勉強になった。
(高校でもやってるはずなのだが)


講義内容とは一線を画すが、Mandatory Readingとして与えられた本はPaul Kennedy著の「The Rise and Fall of the Great Powers」だ。

The Rise and Fall of the Great Powers【電子書籍】[ Paul Kennedy ]

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15世紀から18世紀の間、オスマン帝国、ポーランド・リトアニア王国、スウェーデン王国、ハプスブルグ帝国、フランス、ロシア、プロシア、英国と列強は変遷する。

その変遷の重要な因子と流れ隆盛と衰退と、欧州とイスラム、欧州と東アジアの違いが解説されている。


そしてなぜ欧州に突出した経済的・技術的な繁栄がもたらされたか。

例えば、

"The one feature of Europe which immediately strikes the eye when looking at a map of the world's 'power centres' in the sixteenth century is its political fragmentation.

・・・For this political diversity Europe had largely to thank its geography."

Paul Kennedy, The Rise and Fall of the Great Powers 
William Collins paperback edition 2017, pp21-22から引用 


欧州は政治的にステンドグラスの断片模様のように分裂を保っている。

これは地政学的な特徴の恩恵だと。


政治的分断は継続的な周辺地域との競争(戦争)をもたらし、より優位な戦力を求めることで技術革新が進み、それに伴い増加する戦費を借り入れるため、金融も発展した。

森や山脈、河川などによる地政学的分断は気候の違いもまた生み出しており、生産される作物に違いを同時に生み出す。

これが貿易を盛んにし、商業が発展する。

また欧州は地中海、大西洋、バルト海に囲まれ、欧州を横断する大きな河川を持つということも大きな利点であった。


という説明が続き、簡潔に全体像が提示されている。


日本語版もある。

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生徒にはpdfで学生用プラットフォームMoodleへアプロードされるので、購入する必要はなかったが、内容が面白かったのと、パソコンでpdfを読むには場所を選ぶため、私はペーパーバックを購入した。

表紙に日本列島が描かれているバージョンのこちらを購入。

The Rise and Fall of the Great Powers

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写真:本文だけで600ページ以上ある



思ったより分厚かったので、電子書籍やpdfで十分と思う方にはお勧めはしない。



何にせよ、よく要点がまとまっているので、盛者必衰の理をサクっと読むには優秀な書物である。近世以降はこれから読むところだが。




高校生の頃、世界史の授業で「資料集」と先生・生徒たちが呼んだテキストがあった。

実家で探したが、どうやら気づかぬうちに廃棄してしまったようだ。

見たくもない大学の積分の教科書は残っているのに・・・


ということで、代わりになりそうなものを購入した。


写真:安くてびっくりした


お気に入りのウェブサイト、世界史の窓は優秀だが、それと別に各世紀の世界地図を手元でサッと見られるものが欲しかった。

世界史図録ヒストリカ: 流れ図

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また、各時代の横並びを容易に見ることができるところも手元に欲しかった理由だ。
欧州が30年戦争の頃、アジアは・・・などを簡単に確認できる。

それからさすがに高校生むけの資料集。
1,000円をきる非常に安価な価格設定に心躍った。


写真:継承戦争からの7年戦争もパッと見やすかった



上記の品と、どちらにするか購入を迷った類似本も載せておく。


詳説世界史図録 第5版: 世探704準拠

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社会学のテキスト


大学の講義では、Introduction to Sociologyという書物がpdfでMoodleにアップロードされており、pdfの検索機能も使用できるデータだったこともあり、英版は特に購入を考えなかった。


講義で使用されたバージョンはこれ。

Introduction to Sociology: Seagull

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最新バージョンもあるが高い。

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帰国中、日本語のテキストとして選んだものはこれ。

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講義で使用したテキストとチャプターがほぼほぼ一致していたためだ。

読んでみると当然内容は違うので、多角的な観点で学ぶという点においても有益だ。


私はこの科目が大好きだったのだが、友人のロシア人は嫌いだと言っていた。

米国のテキストで彼らの見方だけじゃねーか、と。


まあそれも一理あるので、私は日本語のテキストで復習をしている。


このテキストの内容は、社会の「なぜ?」の基本を学べるため、社会人経験がそれなりにあり、また社会学を経験したことのない人には面白いと思う。



政治学のテキスト


Introduction to Political Science の教科書としてはこちらの書物が指定だった。

Politics

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その最新版はこれ。

Politics

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電子書籍は少し安価となる。

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学生用プラットフォームMoodleには、この本の内容を簡潔にまとめたpdfが講義用資料としてアップロードされた。

講義はこのpdfに沿って行われるため、事足りそうに思えたが、最終試験では本の内容からいくらか問題が出題されたため、本来なら必読だった。

しかし、結局購入はしなかった。



英語で学ぶと、どうしても日本語で培ってきた知識と容易にリンクしないことがあるため、今回の帰省で日本語のテキストを購入した。

日本政治の第一歩〔新版〕 (有斐閣ストゥディア)

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また前出のロシア人が指摘するように、西洋からの一方向的な知識しかないのを避けるという理由もある。



購入の決め手としては、


著者が複数
引用リストの量・内容
専門用語の牽引に英語訳つき


というところだ。


お高い英語のテキストはこの先購入するかは考え中である。




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ブログを記し始めて2年半

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