写真:近所の鐘が鳴る建築物
本日夜、空き時間に近隣で軽食を済ませ、クラスメイトと大学へ戻ろうと歩いていたとき、ご年配のレディーに「ちょっと明かりない?」と話しかけられた。
集合住宅の入り口で呼び鈴を押したかったみたいで、居住者の名前と呼び鈴ボタンが並んでいるのがわかってはいるが、字もボタンも小さく、更に真っ暗だったため困っていたようだった。
2人でスマホのライトで照らしてあげたが、それでも名前が小さく、じーっと凝視してやっと、名前とボタンを認識して、押すことができた。
たった一言返しただけだが、一緒にいたクラスメイトはハンガリー語を履修していないため、「え、ハンガリー語しゃべった!?おー!」と驚いていたので良い気分になった。
日本で夜に暗くて居住者の名前が読めない設計なんてしたら、なんて不親切なビルだ、と非難ごうごうだろう。
それだけ利便性を追求された環境ということだが、それは同時にこういったなんてことない触れ合いの機会を少なくしている、と思いつつも、こんなこと考えるなんて、大学でSociologyを勉強している影響が出ているなぁと感じた。
サマータイム終了
先週、秋休み中に突然私の腕時計が1時間ずれていた。
あとから知ったが、10月の第4日曜から1時間ずれたそうで、電波式の腕時計やケータイ、パソコンは勝手に表記が1時間変わっており、さきのアナログの腕時計だけ元の針の位置だったと。
以前は7時間だった日本との時差も、いまは8時間だ。
個人的にはこんな意味のないことはやめて欲しいと思う。
Autumn Break
人生初めての秋休みは、まったく予定通りに進まず、全体的に怠惰に過ごした。
(秋休みは1週間)
それでも前半は遅れを取り戻そうと、語学を中心に取り組んだが、中盤からはだいぶリアル大学生っぽく過ごしてしまった。
勉強しか予定のないのを不憫に思われたのか、18歳のルームメイトにセゲド市へ小旅行しに行こうよと誘われた。
わざわざ旅程まで考えてくれたのだが、その日の朝5時頃、目が覚めると同時に強い吐き気をもよおし、めまいもあったため、結局行くのを諦めた。
1年ぶり以上の症状だったため、まあそんなに気にしていないが、計画までしたルームメイトには本当に申し訳なかった。
その日と次の日までは本調子でないため、寝てばかりいた。
そんな生活乱れまくりの後、明日の朝イチから大学再開大丈夫か?と大型連休明け直前の新入社員に似た心持ちで日曜を過ごしたが、不思議なもので、学校が始まると簡単に垂直たちあがりできた。
雑貨屋
先日、まな板や文房具が欲しく、近くのCorvin Plazaというモールへ買いに行った。
木製のハンガーが売っていることを知っていたので、行ったのだが、このモールで見つける前の日にはTESCO(テスコ)へ行って見つけられずしょんぼりした。
前のルームメイトに口頭で教えてもらったため、似た音のテスコに行ってしまったのだ。
「テスコに木製ハンガーないよー」とメールしたら、「ペプコだって」と教えてくれた。
ここで購入した主な製品は、
木製ハンガー7個セット:1,600Ft(約640円)
竹製まな板:1,500Ft(約600円)
うーん、安い。
しかし文房具の品揃えがぜんぜんダメだったので、それらしい店を探し、見つけた。
Müllerという店だ。
こちらは文房具がけっこうまともだったため、ノートなどを購入した。
スーパー等の文房具コーナーはなぜかスパイラル付きのノートばかりで、個人的には、カバン内でかさばるし、ノート自体強度がなくなり、好みではないため購入を控えていた。
ちなみに日本ではCampusノートを職場でも、辞めてからも愛用していた。
この店ではついにふつうのノートを見つけたので、必要以上に購入した。
写真にあるように、なんともまあおしゃれなこと。
値段がそれぞれ違ったみたいで、今となってはどれがいくらかはわからないが、
795~995Ft/冊(約318~398円/冊)
だった。Campusの方が安いかな。
豪州で生活したときと比べると、物価はかなり安い。
ただ、日本と比べて安いかどうかは、製品によってまちまちなところがある。
例えばハンガリーのビールは500mlを400Ft(約160円)くらいで買えたりする。
一方コーラは500mlで400Ft前後だ。自販機で買うと500Ftを越える。
この場合、ビールは安いが、コーラは同じか高い、ということになろうか。
外食はピンキリなので別に考えたとして、全体的に総合すると生活費は安い。
留学生には嬉しい環境であるといえそうだ。
スペイン語
朝イチのスペイン語クラスで小テストがあったのだが、教室へ到着するとまず目に入ったのが、まじめそうな女の子が一所懸命、手のひらに何かを書き写している姿だ。
講師がテストを配る際や、回収する際には左手だけ不自然に机の下に隠していた。
日本でも見ないであろう古典的なカンニング方法に、中々貴重なものを見させてもらった気がする。
この大学では、最初の2セメスターは外国語を無料で履修できる。
私は奨学生必修のハンガリー語、選択でスペイン語、英語を履修している。
ハンガリー語と英語は週2コマなのに、スペイン語だけなぜか週3コマあるなぁ、とは思っていたが、最近、週1コマ多い分、金を払えというお達しが来た。
だったら最初から「For Free」なんて履修システムに表記しないで頂きたい。
また後出しじゃんけんなので、他の生徒もぶーぶー言っていた。
私はお達しが来た時点で、3か国語も履修したからかな?と勘違いし、すぐに支払った。
28,000Ft(約11,200円)なり。
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