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2025/01/21

セメスター1 振り返り④

写真:寮の部屋が寒すぎます


以前、モルドヴァから来てる子に、「工学を専攻している友達に私の学部なんて簡単だろうって言われたんだけど、元エンジニアとしてどう思う?」ということを聞かれたことがある。


その時は「自分にとっては国際関係学が工学より簡単とは言えないかな。工学はたいてい答えが1つだったりするけど、この学部の学問は答えがないこともしばしばだからね」

と、答え「たしかに~!」とその子は納得してくれていた。


しかし、試験期間も終わり、冷静に振り返ってみると、私にとってこなすのに苦労したのは、すべて英語起因であることに気づいた。




いずれも母語で学ぶ前提で比較すれば、工学部の方が大変だろう。

こちらでは、日本の大学1年次にある「教養科目」はないが、私の遠い記憶にある工学部の教養科目だと、例えば積分はやばかった印象しかない。

1年次に最低40単位取得できなければ即留年というしばりもあった。

 ※1科目2単位 外国語は1単位

私は41単位ですべりこみセーフだったが、こんな学生は進級組内でほぼ最下位だ。


今の大学で例えると、セメスター1で30単位通年で60単位というイメージだ。

 ※1科目3単位


今回の取得単位は30単位なので、本来スカスカの講義間隔で余暇がいっぱいある。

となるべきだが、今はすべて英語なわけで、テスト前の準備は超たいへんで普段も宿題に時間がかかるため、暇はない



セメスター1の最終結果まとめ。

評定は5段階評価で、日本風に言うと、1が不可だ。体育のみCriteriaコースというものに分類され、SignedかUnsignedしかない。


5:Excellent

4:Good

3:Satisfactory

2:Pass

1:Fail


専門必修

Social History(社会史)

これはラッキーだった。


Philosophy(哲学)

個人的に5が取れて嬉しかった科目だ。

講義毎のミニクイズとプレゼン作成+最終試験という構成なので、前者のセットをしっかりやって最終試験を受ければ落とすことはない。

最終試験で15問中13問正答できたのは、勉強したとはいえ奇跡。


Foundation of Sociology(社会学)

セミナー・レクチャー両方パスして6単位なので、両方しっかりやる必要あり。

セミナーは出席とプレゼンが必須。レクチャーは毎週の課題と最終試験。

Class participation8割、weekly comments9割、プレゼン9割、最終試験33/50点で6割だったため、総合で4。

ただ最終試験のリーディングマテリアルの量は半端ないので(30~40ページのマテリアル×13と同数のppt)、3にならなくて良かったという感想。


Introduction to Political Science(政治学)

勉強せずに4だったので、勉強してリテイクしたが4。

評価5を得るには24問中3問までしか落とせないが、授業スライドを読み込んだだけでは回答できない問題が少なくとも1問はあった。

むしろ試験内容を振り返ると、3に落ちなくて本当に良かった。

シラバスで指定されている本を購入して熟読しないと5は難しいという印象。


ただ、3回リテイクを落として来年再履修の人もいたため、普段から自国の政治に意識がむいているか、または政治の常識を知っているか否かで、向き不向きがある科目かもしれない。


Research Methodology(方法論学)

プレゼン、課題、出席をしっかりすれば落とすことはない。

セミナー形式なので、積極的な発言がないと5は達せられない。

私の場合Class Participationは5/10点だったため全体で4となった。

プレゼンは37/40点。5回の課題の点数は8割~10割。


Early Modern and Modern World History(近代史)

やばい科目だった。なんでもいいからパスすれば良いという状況に。

週2コマあり6単位なのに、最終試験のみで評価される。

最終試験のエッセイは英語で欧州の歴史に明るくないとかなりきつい。

最初のトライで不可となり、本日リテイクしてきた。結果は後日。

詳しくはこちら

 ※2025/1/28追記:本日結果受領し評価5を得た。嬉しさより驚きが勝る。


選択必修

Hungarian(ハンガリー語A1)5

出国前に予習した分がかなり貢献した。後期は大変らしい。

専門に比較して評価基準はかなり甘い印象。


Physical Education(体育)Signed

欠席1回。出席していれば通る。



選択

Advanced English(英語C1+)

小テスト数回、中間テストとしてエッセイ、2回のプレゼンがあるので、出席するのはもちろん、課題はすべてこなす必要あり。そのかわり最終試験はない。


Spanish A1(スペイン語A1)Unfulfilled

進度が早いうえに、週3回の講義のためついていけなかった。

ほかの講義がスカスカで予習・復習時間を取れる余裕があり、さらにスペイン語をかじったことがないと取ってはいけない科目だ。

途中離脱を講師へ宣言して受講を辞めたため、1(不可)もつかず、Unfulfilledという良くわからない評価がついた。

そもそも履修しなかった、というような扱いだろうか?


合計取得単位数:30/33



ちょうど日本では共通試験が昨日まであったようだが、私も本日の歴史のテスト前は受験生のような気持だった。ほんとしんどかったです。



来セメスターの事前履修登録も終わったので、次の授業にむけて予習の計画をまずはたてると。


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