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2023/02/03

中間テスト結果

先日の中間テストの結果が渡された。


4技能のOverallスコア率が60%に達すれば合格となる評価基準である。


合格グレードの評価基準は、C : 60%~74%、B : 75%~79%、A : 80%以上の得点率で分類される。

FCEの本番も6割で合格と言われるが、実際には統計要素が加わる(と思われる)ため、厳密に評価は同じとはならないが、私の結果はスピーキングが足を引っ張った中、OverallでA評価だった。(スピーキングはC評価)


クラスの半分程度が合格したようで、中間テストでそんなに合格者が出ることはめずらしかったようだ。

A評価は私一人だったが、そもそも私は過去にFCEに合格してるので、この1ヶ月で自分の苦手だったところに取り組み、その結果があらわれたようで、ほっとしたのが正直なところ。


しかし、ReadingのPart7はよくわからない選択肢があったにも関わらず、10問中9問を正答してしまったので、苦手なReadingは実力以上出てしまった感はある。


スピーキングテストでは、本番形式のテストが終わった後、一度教室の外に出され、評価終了後すぐに口頭でフィードバックをもらえた。

そのフィードバックは力不足な点に集中砲火で、一緒にテストを受けたパートナーと一緒にほとんどサンドバック状態。ちーん。


ただ、厳しい指摘のわりに評価は70%だったので、最終模擬試験、FCE本試験ともにあと1ヶ月あるので、有意義に過ごしたい。

そうは言ってもa lot of silly mistakesを色々ご指導いただいたのにはこたえた。

やる前からわかっていたことだが、Interactive Communicationの評価も低かった。


評価項目と、それぞれのコメントを紙面でフィードバックとして受け取るので、それで明確にされた課題に、次回のテストに向けて、1つ1つ取り組み、また普段の自学習の時間でスピーキングの割合をどんどん増やすと。


スピーキングテストの評価

フィードバックを見ると、試験官からの質問にそれなりの語彙力を持って応え、写真2枚の比較でそれなりに説明できれば、合格点にはいくようだ。

評価項目は大きく分けて下記4項目。


Language

Grammar range, Vocabulary range, Grammatical accuracy, Vocabulary appropriacy


Discourse Management

Coherence, Extent, Relevance, Linking, Hesitation


Pronunciation

Stress and rhythm, Intonation, Individual sounds


Interactive Communication

Initiating, Responding, Develop, Turn-taking


私の場合、Part2、2枚の写真比較のDiscourse ManagementとPart3のInteractive Communicationの評価が低かった。

Pronuciationについては、発音そのものは指摘を受けなかったが、intonationがない、と指摘を受けた。

まあそもそも「声ちっさ」と思われたことだろう。わかってますとも。



クラスメイトを見ていると、やはりスペイン語圏はスピーキングが上手。


テスト結果もスピーキングは軽く90%の評価を持ってくる。特に南米出身者はおしゃべりな性格もあり、授業中も良く突発的に発言する。

そして会話の呼吸が自然だ。


だからケンブリッジ英検特有である、他の受験者とのInteractive Communicationのスピーキングは上手な人が多い。

一方で、Reading+UoEは平気で30%を叩き出す人もいて、文法が苦手な傾向は、このクラスのスペイン語話者に共通している点も興味深い。

ケンブリッジ英検はReading+UoEの配点割合が若干高い評価構成なので、Overallに不利な得点の取り方とも言える。


ちなみにクラスメイトの出身国はチリ、タイ、コロンビア、エクアドル、スペイン、韓国、日本で、日本人は突出して多い。(これにはびっくりした)


日本語と英語はその成り立ちが対極に位置する言語同士なので、英語と近い関係にあるスペイン語の話者がスピーキングが上手で、自分が四苦八苦しているという状況でも、悲観する必要は全くない。



英語教育のちがい

私が中高生のころ経験した英語教育から、現在の日本の英語教育がどう変化したか、教育現場についての詳しい知識はないが、日本人がスピーキングを苦手とする根源的な問題が、文法に重点を置き過ぎている教育のためだ、というような論調をメディアで耳にした記憶がある。

しかし、英語と日本語の文構造の相性の悪さから考えると、限られた教育時間を4技能のどれに重点的に割り振るかを考えた時、文法となるのは至極真っ当な結論であると思う。


幼少期から、とか前提が変わるとそんなこともないかもしれないが、少なくとも日本語を母語として中学生くらいになっていれば、文法を理解してからでないと、そもそも話すことは難しい。


その点、スペイン語やポルトガル語など、日本語に比べると極めて英語に近い構造を持つ場合は、英語教育のアプローチが違うのは当然だ。

だからクラスのスペイン語話者たちはスピーキングで強みを見せてくれるが、文法で時に笑えるほどのネタを見せてくれる。


ライティングテストのフィードバックで、ピリオドをちゃんと打て、との指導があった。

え?いまさら?と思ったが、文末にピリオドの代わりにカンマを打っている者がたくさんいたそうだ。


写真:そのスペイン人は日本食レストランで働いている

スペイン語では、英語でいうピリオドを打つ文末でも、カンマを打って文章が続けられるんだと、隣の席のスペイン人に教えてもらった。

チリ、コロンビア勢が「なぜだめなんだ」と騒いでいた。

講師は、小学校で習うレベルなんだが、と言いながら今更改めて説明していた。


近い言語ゆえに、という悩みも結構あるようだ。



余談だが、タイ人のナイスガイは、Use of EnglishのPart2空欄穴埋め問題のレビューで、講師に「空欄のままでもアリか?」と質問したのには爆笑した。


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